2011年02月19日
“偽人”【仕掛ノ弐】
部屋に銃を持った男が、人質を取り立て籠もっている。
敵1名、人質1名。それぞれの人相、着衣は・・・と指示がでます。
さあどうしよう。

制圧チームは部屋に急襲を掛け、銃を持った男を制圧していきます。
皆、事前のブリーフィングどおり作戦をこなします。
ただ、「銃を持った男」=“敵”の図式ができつつあったので、
仕掛けをうってみました。
内容は単純です。「人質に銃を持たせる」です。
案の定、人質に対して制圧を行い、当の敵役は「きゃあ~」とワザ
とらしい悲鳴を上げ、ドアからまんまと逃げてしまいます。

仕掛人の技に見事にはまりました。
“こんな場合どうすればよかったの???”
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敵1名、人質1名。それぞれの人相、着衣は・・・と指示がでます。
さあどうしよう。

制圧チームは部屋に急襲を掛け、銃を持った男を制圧していきます。
皆、事前のブリーフィングどおり作戦をこなします。
ただ、「銃を持った男」=“敵”の図式ができつつあったので、
仕掛けをうってみました。
内容は単純です。「人質に銃を持たせる」です。
案の定、人質に対して制圧を行い、当の敵役は「きゃあ~」とワザ
とらしい悲鳴を上げ、ドアからまんまと逃げてしまいます。

仕掛人の技に見事にはまりました。
“こんな場合どうすればよかったの???”
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現実の対テロ部隊の場合、制圧完了後、人質/犯人を問わず部屋にいた全員を拘束し、手錠を掛けて連行。身元照会が完了するまで、開放する事はありません。(ちなみに死体にも手錠を掛けます。)
一見非武装に見えても、完全にシロと判断されるまでは脅威とみなすわけですね。
コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、このケースでは全員拘束することが対処方法かと思います。
実はチームが「全員を拘束する」ことに気づくことがトレーニングの狙いでした。
私たちがトレーニングを行う時、状況設定があり、解決方法のヒントは一切説明
しません。どの様に解決するかは個々のチームが事前にブリーフィングを行い、
状況終了後に反省点を洗い出します。
自分たちで考えで行動することにより、説明で一を知るよりも、失敗から百を知る
ことが大事だと考えています。「何回失敗してもやり直すことができる」、これは
趣味の集まりだからこそできる醍醐味ですね。
また“死体”についても罠を仕掛けたことがあります。
後日ご紹介しますので、これからもよろしくお願いします。