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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年04月29日

【執行弾装填】Condition 3

『おもちゃの鉄砲で訓練して何になるの?』
『エアガンは実銃とは違うからね。訓練なんか意味ないよ』



良く耳にする言葉です…
果たしてそうなのでしょうか?

実際に撃ってきました。


Kimber SIS(45口径)&H&K HK94(9mm)



Bushmaster M4(5.56mm)



過去に実弾射撃は10年前に一度だけ。
それもタクトレを始める前、「実弾を撃ってみる」程度の感覚でした。

今回どの程度まで撃ちこなせるか未知数でしたが、そこそこ形はできて
いるみたいです。これは射場のかたからも声をかけられました。

もちろん、軍・警察で要求される水準にははるかに満たないですが。



普段意識しながらエアガンを扱っていれば、いざ本物に触れても動揺せず
取り扱える。普段の気持ち持ちようや、意識の仕方によって本番にも対応
できるのは何も“タクトレ”に限ったことでは無いはずです。

エアガンの訓練は無駄では無いはずです。



追伸

映画「マトリックス」(1999年公開)の中でこんなセリフがあります。

仮想世界での負傷が、なぜか現実世界にも反映されることに『なぜ?』と
言葉を発したネオに対し、モーフィアスが一言…

『君の心が現実を作り出す』

お後がよろしいようで。


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Posted by hammer  at 22:35Comments(2)番外編

2012年04月18日

【活人剣】 life-saving sword

シナリオトレーニングで作戦を組む際、どうしても火力制圧が 中心になってしまいます。

“タクトレ”と銘打っている以上、仕方が無いことかもしれませんが、何かが違う気がします。



もしこれが実務の場合、要求される解決策とはなんでしょう?
理想は双方に死傷者を出さない、“戦わずして勝つ”方法かもしれません。

“戦わずして勝つ”

孫子やランチェスターなどが良く語られますが、日本では剣術界の表現
として「活人剣(かつにんけん)」が用いられるようです。

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“活人剣”という言葉があります

究極は戦わずして勝つ抑止力ですが

元々は一殺多生・・・

一人の悪を斬り 多くの人々を救うことを意味します

日本のサムライの思想です


「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」より引用

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元は禅の世界で使われていた用語のようで、それが剣術界に取り込まれ、
いくつかの時を経て、「戦わずして勝つ」というような平和的表現で 使用されるよう
になったのは近年のようです。



また、“戦わずして勝つ”「不殺の精神」として表す場合と、「活人剣・殺人刀」と表現し
対局をなすふたつを引き合いに、技術論として語られる場合があります。


“不殺の精神”としての活人剣。

”技術論”としての活人剣・殺人刀。


どちらも素人の自分がとうてい実現できる内容ではありません。

答えも見つけられないと思います…

でも考え続け、常に意識していれば何かが見えてくるかもしれません。

“活人剣”

素人なりに意識しようと思います。


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Posted by hammer  at 22:37Comments(0)活人剣・殺人刀

2012年04月09日

TYPE89

ここ数回行ったトレーニングで、一人だけCQB-Rではなく「89式小銃」を
使用しました。不思議に思ったメンバーもいるはずです。

実は理由がありまして…



それは以前「諸刃の10.3インチ」で書きました、マズルコントロールが
おろそかでは無いかセルフチェックするためです。



結果、ダメダメです。

銃線上に仲間が入りそうになったり、遮蔽物から銃口が出てしまったり、
CQB-R(銃身長 210mm)と89式(銃身長 420mm)の差を意識せず、
注意力が散漫になっています。

一度楽を覚えてしまうと、体が鈍ってしまう証拠です。



装備や資機材が普段使っていないものだから・・・
などと言い訳してはお話になりません。

装備に頼ることなく、基本を意識できないと・・・

そんな事を考える今日この頃です。

追伸

「89式小銃」はごくまれに参加するサバゲで使用していますが、M4系には
無い愛着があります。M4系は単純に道具として割り切れますが、89式は道具
を超えた何かを感じます。

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Posted by hammer  at 22:35Comments(0)トイガン

2012年04月06日

ラペリング訓練

管理人が「某所」で行っている、ラペリング訓練の内容を少しだけ紹介します。



紹介するのは屋上から建物内に突入し、被疑者を制圧する想定です。
ラペリングを突入の手段として行っています。
(ちなみに最上部は20m、中間層は15mで見た目より高所です)


左側が管理人、右側がバディーのseamanさん。

まず、管理人が “飛び出し戦闘降下” で突入を開始します。
(右手にハンドガンを持っています)




次にバディーのseamanさんが、コンマ数秒の時差を置き、
“飛び出しラペ” で突入を開始します。




管理人は中間層上に着地し、窓際の被疑者を排除。




排除と同時にseamanさんが、中間層に突入。




反撃の余地を与えず奥の被疑者を排除。




写真で見ると簡単そうですが、実は難しいです。




降下前、互いに安全確認の行うことや、突入のタイミング合わすには信頼のおける
バディーが居なければ出来ません。


そんな訓練を行っている「某所」→田村装備開発 http://tamurasoubi.co.jp/
バディー(seamanさん)のブログ→ 状況中止!!http://seaman.militaryblog.jp/

ついでにGRANZの活動に興味がある方→ 募集記事にジャンプ  
タグ :ラペリング


Posted by hammer  at 23:21Comments(0)番外編

2012年04月01日

【連携】communication

集団で行動する時、個人のスキルよりもバディーやチーム全体の
「連携」が大事なことに説明は要らないと思います。

そもそも「連携」ってなに?

その「なに?」意識しながら行った「シナリオトレーニング」の内容です。
(内容は実際より省略して掲載しています)



○男1名が人質を取って立て籠もっている。
○拳銃のような物を所持している。
○部屋に入り口は2箇所。

○どうすれば良いのか?

こんな感じの課題に取り組んでみました。

チームメンバーが作戦を立てています。
そして2箇所の入り口から突入する作戦を立案しました。



そこで問題となったのが、2班に分かれたチームとの連携をどうするか?
今回無線は使えません。

でも、離れたチームと連携するには、なにも無線機等のコミニュケーション
ツールを使用しなくともアイデア次第で何とかなります。



この時どうやってコミニュケーションを取ったのか?
興味がある方は一度トレーニングを覗いてみて下さい。


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Posted by hammer  at 22:22Comments(0)トレーニング